【報告】夏の学会シーズン到来
私にとって8月は学会シーズンです.
日本体育・スポーツ・健康学会大会(体育学会)とその直後に比較的近いエリアで開催される日本武道学会大会(武道学会)です.
いずれの学会も大変重要な学会ですので,例年(特別な事情がない限り)参加・発表するようにしています.
体育学会では体育科教育関連の研究を例年発表していましたが,今年は”とある研究成果”を海外のジャーナルに向けて整理・発表した経緯があり発表はしませんでした.
(タイミング的にネタが切れていました)
しかしながら,座長を仰せつかりまして,体育科教育学に関連する発表2題のセッションを担当させていただきました.体育学会での座長は初めてでしたので,独特の大人数に少々緊張しましたが,おかげさまで質問を多数頂き,座長としては楽をさせていただきました.
なんと言っても体育学会は体育・スポーツにおける人文社会科学系(それだけではありませんが)の非常に大きな大会です.前職の同僚や研究室の先輩・後輩,学生時代の同期と情報を交換する絶好の機会です.
研究発表はもちろんですが,そうした情報交換の場として大きな収穫があった大会でした.
体育学会終了後はそのまま相模原方面に移動して武道学会に参加しました.
大会会場は法政大学(多摩キャンパス)でした.「法政大学=市ヶ谷」のイメージでしたので,大変自然豊かな環境にいささか驚きましたが,こちらも大変有意義な大会でした.
武道学会では1日目に発表がありました.
今回の発表は認定NPO法人JUDOsとの共同研究ということで実施した研究でした.
端的にいうと「マイノリティの子どもを指導する柔道指導者はどういった壁に直面しどう克服しているのか」という点を明らかにする調査研究でした(詳細な説明はJUDOsのWebサイトをご確認ください|近日中に更新予定).
また2日目は座長を仰せつかりました.
よく知った先生方のご発表ですが,よく知っているからこそ議論が深まり大変有意義な時間となりました.
いずれの大会も大変盛況でした.
大会の運営に関わっていただいた先生方ならびに学生の皆さんに心より御礼を申し上げます.