【報告】論文が掲載されました

6月に入りまして,新たに2編の論文がジャーナルに掲載されました.

ひとつは東北体育・スポーツ学研究に掲載されたもので,「授業研究会における成果と課題に関する事例報告: 「せんだい実習」における保健体育模擬授業を対象として」というタイトルです.
この論文は,大学をまたぐ授業研究会の報告となります.昨年実施したせんだい実習の取り組みを詳細に記したものです.
今や,各地区で同様の取り組みが行われていることと思いますが,東北地区ではこれまで盛んに行われていない様子でした.そこで今回の実践をきちんと文章にして残すことには意義があると考えています.

 

ふたつめは私が筆頭ではなく同僚の片岡先生の論文「大学バレーボール授業における教師行動と 学修成果の実践的研究: A 大学におけるバレーボール授業を対象として」です.
こちらには共著者として参加させていただきました.
大学体育(一般教育の中で行われる体育授業)のバレーボールを対象として,教師の属性の違いがどのように成果に影響を与えるのか,また,教師行動にどのような違いが出てくるのかを検証した論文です.
ここの所,いろいろな分野に手を出していた私としては,久しぶりに専門の大学体育に関する研究でした.
片岡先生としっかり議論しながら書き上げた論文です.なお,こちらは早期公開で,正式には2023年3月に公開されます.

今年に入り,既に4編の論文がジャーナルに掲載されました.
また現在1編の論文が審査を受けています.
本数が多ければ良いわけではありませんが,自分の感じている課題や問題意識に対するアプローチしていく取り組みは大変面白いものです.

まだまだ知らないこと,分からないことがたくさんありますので,引き続き研究活動に取り組みたいと思います.

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